LINEでドタキャン防止&空き枠対策!小さなサロンでもできる3つの工夫

LINE公式アカウントでドタキャン防止と空き枠対策を行う小規模サロン向けの3つの工夫|モンスターズライティング

飲食店や美容室、まつ毛エクステサロン、ネイルサロンなどのように、店舗ビジネスの場合は突然のドタキャンは死活問題に直結することもあると思います。

  • 「予約が入っていたのに、当日キャンセルになってしまった…」
  • 「無断キャンセルで、ぽっかり空いてしまった時間がもったいない…」

せっかく予約が入っていた枠が丸々空いてしまうと、その分の売上がゼロになってしまいます。予約制のサービスを提供しているお店にとって、ドタキャンや空き時間の発生は大きな悩みのひとつです。

小さなサロン・店舗ビジネス向けドタキャン対策。LINE公式アカウントを活用した空き枠防止策|ドタキャンに悩む店舗オーナーのイメージ画像

そこで注目したいのが、LINE公式アカウントを活用した「ドタキャン&空き枠対策」です。

実は、ちょっとした工夫を加えるだけで

  • キャンセルを減らす
  • 空いた枠を埋める
  • 次回予約や再来店につなげる

といったことが、無理なく・自然にできるようになります。

この記事では、小さなサロンでもすぐに取り入れられるLINEの工夫を3つに絞ってご紹介します。
予約ロスを減らしたい方、リピーターを増やしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

①当日キャンセル枠をLINEでリアルタイム告知する

飲食店・美容室・サロンでキャンセル発生時にLINEで空き枠告知を行う様子|ドタキャン防止・即時対応

突然のキャンセルで空いてしまった枠、
「仕方がない…」と諦めていませんか?

でも実は、その空き枠を埋めるチャンスは、あなたの“既存のお客さん”の中にあるかもしれません。

たとえば

  • 「たまたまその日ヒマになった」
  • 「いつも予約が取れないから、空いたら行きたいと思ってた」
  • 「行こうか迷ってたけど、背中を押された気がした」

こんな風に、“ちょうど行けるタイミング”と“そのお知らせ”が重なったとき、
お客さんは思わず反応してくれることがあります。

LINEでできる工夫

キャンセルが出たら、すぐにLINEで「今日の○時、空きが出ました!」と配信。
LINEは通知がリアルタイムで届くので、メールやSNSよりも“気づかれやすい”という強みがあります。

この配信文も予め何パターンか用意しておくと、いざというときに文字を穴埋めするだけですぐに使用できます。

さらに、ただお知らせするだけでなく、

  • 「◯分以内にご返信いただいた方限定で受付します」
  • 「今日は雨なので、ご来店の方にはちょっとしたプレゼントをご用意しています」

といった“ちょっとした特典”や“限定性”を添えることで、反応率がぐっと上がります。

↑こうした一文を添えるだけで、反応率がぐっと変わることもあるので、毎回どこかに入れておくのがおすすめです。
ずっと同じだと飽きられてしまうので、何パターンか用意しておくといいと思います。

そして忘れてはならないのが「このあとどうすればいいのか」を具体的に指示してあげることです。

例えば「直前なので予約フォームを通さずに、このままLINEで連絡をください」など。
次に何をすればいいのかを伝えることは、忘れないように意識しておきたいところです。

このようなちょっとした工夫でピンチをチャンスに変えることができます。小さな空き枠でも、誰かの「今ちょうどいい」と重なれば、しっかり売上につながる。
そのチャンスを逃さないために、LINEはとても有効なツールです。

②次回来店のきっかけをLINEで“先に”作っておく

サロン来店後にLINEで次回予約を促すリマインド配信。リピーター育成に効果的な活用例

お客さんが一度来店してくれたあと、
「次はいつ行こうかな…」と考えている間に、他のお店に流れてしまったり、忘れられてしまったりする…そんな経験、ありませんか?

特に、美容室やサロンのようなサービスは、「必要になったら行く」タイプの商売。
だからこそ、「必要になったときに思い出してもらう仕組み」がとても大切になります。

ある統計だと、2回来店した人は3回目もほぼ必ず来ると言われているように、「2回目」が非常に重要です。リピーター作りは大切ですが、一番意識すべきポイントは「2回目」です。

LINEでできる工夫

来店後すぐに、

  • 「本日はご来店ありがとうございました。次回のおすすめは◯週間後です」
  • 「髪の状態を保つには、〇〇日後がベストです」

といった“未来を見据えたフォローLINE”を送るだけでも、次回来店を意識してもらえるようになります。

さらに、来店サイクルに合わせてリマインド配信(忘れることを防止するための配信)をセットすることで、
「そろそろ行こうかな」と思ったタイミングで思い出してもらえる確率が上がります。

また、以下のような軽い一言を添えることで、グッと反応が取りやすくなります。

  • 「前回からちょうど3週間が経ちましたね」
  • 「またお会いできるのを楽しみにしています」
  • 「LINEでそのままご予約いただけます」

予約も“お電話で”ではなく、LINEと連携できる外部ツールを使えば、
お客さんにとってもお店にとっても管理がしやすくなります。

リマインドの配信メッセージは、先にメッセージの配信をセットしておくことも、あるいは毎日のルーティンとして、「帰宅前に該当するお客さんに送る」とルールを決めておいてもいいかもしれません。

このリマインドのメッセージも、以前であればハガキタイプのDMだったり、今でもホットペッパービューティー経由のメールなどがあるかもしれません。
ただこれらより、LINEの方が「届く」「開かれる」「読まれる」のでおすすめです。

LINEは「忘れられない仕組み」をつくるのに最適なツールです。
お店からの“ちょっとした声かけ”が、お客さんの背中を押し、リピート来店につながるのです。

③LINEを“お知らせツール”ではなく“関係性を深めるツール”に

小さな店舗ビジネスがLINEを通じて顧客との関係性を深め、リピート来店や紹介を促進するイメージ

LINE公式アカウントというと、「キャンペーンのお知らせを送るもの」というイメージが強いかもしれません。

もちろんそれも大事な活用法のひとつですが、
それだけでは“読むだけで終わるLINE”になってしまい、反応にはつながりにくくなってしまいます。

サロンのようなサービス業においては、「お客さまと関係性を育てていく」ことがリピートや紹介につながる鍵です。
LINEはそのための“最適な距離感”をつくれるツールでもあるのです。

実は私たちモンスターズライティング株式会社では、この関係性作り(専門用語だと「ナーチャリング」といいます)がとても得意です。
関係性作りというわとかりづらいかもしれませんが、信頼を構築しながら、購買欲を高めたり、ファンになってもらうような施策のことを指しています。

これまではメールで関係性作りをしていましたが、LINEの登場や、便利な外部ツールの登場で、ますます確実にお客さんと関係を構築できるようになりました。
「届く」「開かれる」「読まれる」という他にも「気軽さ」という点で関係性作りには欠かせないツールになっています。

LINEでできる工夫

たとえば

  • 来店後に「今日はありがとうございました!髪の調子はいかがですか?」とメッセージを送る
  • 予約が入ったときに「ご来店楽しみにしています!お気をつけてお越しくださいね」と一言添える
  • 返信が来たら、スタンプ1つでもいいので“リアクションを返す”

こうしたやりとりは、売り込みではありません。
でも、お客さまとの距離を縮めるきっかけになります。

ビジネスだけに限らず、私たち人間はコミュニケーションを取ることでお互いを理解し、信頼に繋げようとします。
もちろん、友だちのような関係ではないので、過度なやりとりはNG。でも、内容と頻度を工夫すれば“相談しやすい距離感”は十分に作れます。
その距離感であれば売り込まずとも、自然な流れでアップセル(別の商品を紹介すること)が可能です。

それはつまり、あなたのお店の売上を増しつつ、お客さんにとっても満足度が上がることになります。

特に美容室やサロンは、“人”で選ばれることが多い業種。
だからこそ、“ちょっと気にかけてくれている”という感覚が、次回の予約や紹介につながりやすくなるのです。

一見地味なやりとりですが、
この「信頼を重ねる小さなコミュニケーション」が、LINEの強みを最大限に引き出すポイントです。

まとめ:LINEで「ドタキャン対策」も「リピート対策」もできる

サロン・店舗ビジネスにおけるLINE活用成功例。ドタキャン防止とリピーター増加を両立した事例

ドタキャンや空き枠の発生、なかなか定着しないリピーター…。
予約制のサロンにとっては、どれも「ちょっとしたロス」が積み重なると大きな痛手になります。

でも、LINE公式アカウントを上手に活用すれば、
そうした課題に対して、シンプルかつ自然なアプローチができるようになります。

もう一度、今回ご紹介した3つの工夫を振り返ってみましょう。

  • ①当日キャンセル枠をLINEでリアルタイム告知する
  • ②次回来店のきっかけをLINEで“先に”作っておく
  • ③LINEを“関係性を深めるツール”として使う

どれもすぐに取り入れられる内容ばかりです。
まずは1つでも実践してみるところから始めてみてください。

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最後にひとこと

LINEは、単なる連絡手段ではありません。
「関係性づくり」と「行動の後押し」ができる、極めて優秀な“ビジネスツール”です。

ドタキャンや空き枠といった“もったいない時間”を、
「もう一度来たい」と思ってもらえるチャンスに変えていくために、
今日からできる小さな改善から、はじめてみてください。


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ABOUTこの記事をかいた人

1985年生まれ。コピーライティングを武器に23歳で独立し、2008年から自営業としての道を歩み始める。2013年に法人化し、2020年3月からは長野県飯田市に拠点を移す。 現在は、伊那谷(飯田市・伊那市周辺)を中心に、ホームページ制作・ランディングページ制作・各種デザイン業務・LINE活用支援などを通じて、地域の企業や個人事業主の売上アップを支援している。 ミッションは、 「WEB制作とコピーライティングの力で貴社の課題解決を支援し、貴社の売上に貢献すること」 プロフィールはこちらから確認   会社HPはこちらから確認